前回に引き続き、第一回「みんなの道徳*対話の時間」の感想です。
ご参加いただいた皆様、心からありがとうございます。
前回の記事では前半の部(テーマ:多様な人を受け入れることができる場づくりに必要なことは)について投稿しました。
今回は午後の部の流れや、対話の感想をお伝えしたいと思います。
今回は午後の部の流れや、対話の感想をお伝えしたいと思います。
※対話の感想は個人が特定されない内容に限定しております。
※私(大島)個人の感想であり語彙力もないので、話の内容や言い回しが正確でないかもしれません。参加者の方で補足や訂正などあればコメントいただけると嬉しいです。
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■全体の流れ
13:00〜
・この会についての説明
13:02〜
・チェックイン
①呼ばれたい名前
②住まい
③今の気持ち
④好きな飲み物
13:22〜
・3つの約束の説明
①何でも話してOK
②相手の話を聞くときは否定しない
③聞くだけの参加もOK
・コミュニティボールの説明
13:25〜
・対話のテーマ決め
後半/日常の中で対話をするために必要なことは
13:35〜
・対話
15:00
・全体で振り返り
・振り返りシートの記入
15:10
終了
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■対話の感想
テーマ【日常の中で対話をするために必要なことは】
●印象に残った話
・ここで言う対話とは、相手の話を否定せず聴くことだったり、自分の考えや経験を話すこと、そこにテーマがあっても良いし無くても良いい。自分ではない誰かの想いを聴くことで、思考を深めていくことが、今ここで話し合う対話のイメージ。
・夫婦で対話することが難しいと感じる。出来るだけ「私はこう思う」というアイメッセージで夫と話すようにしているが、それだと切実さが伝わっていないと感じてる。我慢の限界がきてつい感情的になってしまったときやっと切実さが伝わったと思った。
・親子の関係でも、つい親の意見を通してしまう。
・対話はそもそも何かを決めるときにさ向いていないのではないか。
・夫婦や親子関係のなかでは何かを決める、選択する場面が度々あるが、そのときに相手の意見を尊重するとそのさき自分が我慢しなくてはならなかったり、お互いに自分の意見を大事にしすぎるとなかなか物事が決まらなかったりする。また、親子関係では親が子どものやりたいことに反対することが、子どもの闘争心に火をつけたり、反対を押しきってまで遣りたかったことという事実が、夢を叶える原動力になったり、親が子どもの壁になることは悪いことではないのではないか。
・あまりにも子どもに対して考えを押し付けてばかりいると、子どもが「何を言っても無駄だ」と心を閉ざしてしまう。
・対話が成り立たないときは無意識の内に相手に期待していたり、自分が思う理想像に相手を押し込めているからかも。
・夫婦で対話している感覚を持てたときは「こと人と結婚してよかった」と感じるほどの感動がある。
・相手を「子ども」や「夫」や「妻」などの役割やレッテルで見るのではなく、その人自身を見ることが大切なのではないか。
・親しい仲だからこそ、「私はこう思う」と自分の考えや気持ちを言葉にして伝えることが大切。
・もし相手に傷つけられたとしても、やりかえさない、白旗をあげる勇気を持つ。
・「平等」ではなく「対等」であろうとする。
・そもそも対話って必要?その場にいたほとんどの人が必要だと感じていたが、どうして必要か、明確な答えは出なかった。
●参加者の感想
・何かを決めるときには、”対話”は難しいかも…
哲学カフェは一度でたことあったのですが、また行ってみようかなと思いました。
・いろいろな考え方に出会うことができた。考えることはとまっていることじゃないと思えた。
・ますます分からなくなりました。考え続けます。
●大島の感想
身近な人ほど対話って難しいと感じています。それはなぜなのか。一人では相手のせいにしてしまいそうになるのですが、皆さんと対話することで私の場合相手に対する期待が大きすぎることが原因なのかも…と気づくことができました。対話の中でとても素直になれたのが不思議な感覚でした。問いが問いを生み、夢中で話しているとあっという間に2時間が過ぎてしまっていて、最後は名残惜しい気持ちで対話を終了しました。この感覚は午前の部でも感じたのですが、午後は人数が増えたからか、さらに強く感じました。
また実行委員の一人が「ますます分からなくなりました。考え続けます。のコメント、印象にのこりました。無理に取りまとめようとせず、この場での収穫を持ち帰って問い続けていって下さる感じがいいな」と言っていたのですが、私も同感です。参加者の皆さんの感想から「考え続けよう」という意思を感じて、とても嬉しく、また私も同じく考え続けます。
以上、午後の部の感想でした。
第二回の詳細については決まり次第ブログでお知らせいたします。
どんなテーマになるのか、どんな対話が生まれるのかとても楽しみです。
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